1985年、イラン・イラク戦争時にトルコ航空が日本人を救出するために空襲警報が鳴り止まないテヘランのメヘラバード空港に2機のトルコ航空機が降りたった。215名の日本人は無事に救出された。
この出来事には、その約100年前に日本で起きた「エルトゥールル号遭難事件」というトルコでは教科書に載るほど有名な話が関わっていました。
まさに、僕の展覧会は、日本とトルコの友好関係の原点となったエルトゥールル号の遭難事故 (和歌山県串本町)125 周年記念行事の一環として開かれたこともあってオープニングレセプションに、なんと救出の航空機に搭乗されていた勇気あるCAのお二人が来られました。
お一人は洋服の襟に日本政府から贈られた勲章を付けておられました。僕は、驚き感謝の意を伝えました。お会いできたこと、とても光栄でした。お二人に会えたのも国境のない文化交流を続けているおかげだと思います。
作品を見られてこれからも日本との絆を強くしたいと言っておられました。
この出来事が、映画になるそうです。
救出航空機に搭乗されていたCAのお嬢さんが、そのCA役で出演されるそうです。